=読書感想文= 会計天国

この本は、友人のおすすめで、その友人からもらいました。

私は、簿記二級を大学時代に取得して、税理士を目指し、税理士科目を受験し、会計事務所でアルバイトをしたり(ここで向いていないと判断して、ガソリンスタンドのバイトに戻る)、会社を経営しているので、多少の簿記、経理の知識、決算書は読めるつもりだった。

友人も、古い付き合いなので、それを知っているはず。でも、いまさら会計の初歩の本?と言って、しばらく放置していました。(ごめん友人N)

しかし、ふとした拍子に手にとってみたら、これは面白い。

まず、ストリーリーが面白い。小説として良くできている。そこに会計の話が入っている。どっちが本題だというくらい、小説要素が強いが、それはそれで結構楽しめる。会計は会計で結構楽しめる(勉強できる)。

企業会計に詳しい方には、ちょっと優しいかもしれませんが、ストーリーは楽しめると思います。
あまり詳しくないけど、これから勉強したい、タイトル通り、今までの会計の本で挫折してしまった方には大いにお勧めできます。

これが読みきれなかったら、会計、経理は諦めて、外部に丸投げしまうしょう(笑)

小説をまとめるようなものなので、今回のまとめはありません。

読書を楽しんでください。

Kindle unlimitedになっていました。会員の方は是非。

=読書感想文= 人は仕事で磨かれる 丹羽 宇一郎

福岡図書館

面白い本があると、その著者の他の本も読んでみたくなります。そして、その本の中で、気になる本や、気になったことの関連の本を探して行くと、読みたい本がどんどん出てきます。興味がどんどん出てきます。本の連鎖です。

この本は、先日読んだ「死ぬほど読書」が面白かったので、借りてきました。

引き続き読書の素晴らしさが書かれ、仕事によって、自己を磨いて行くことについて書かれています。

仕事についてですが、特に経営者やリーダーにおすすめです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約や、それに伴う時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート—

「私が小林社長を指名した理由は、まず1つ、人間力があるからです。これは、気力、体重、知力、そして情熱といった人間としての力が強いということです。」

「それを儒教の精神にある「仁、義、礼、智、信」に「温」という言葉を加えて表現していますが、彼はそれが極めて優れていると思います。」

「五感を研ぎ澄ますこと。触れて得られるもの。こうした五感を統合したものが常識だと私は考えます。これからも経営の根幹はまさにそこにあるでしょう。」

「ひとつの仕事を極めれば、大体の仕事のやり方というのはそう大きく間違えることないです。スペシャリストこそ優秀なゼネラリストになれるというのが、私の基本的な考え方です。」

「そもそも経営というのは、実務を行うこととは異質なものです。どうやってお金を儲けるかということより、もっと大切なポイントがある。それは、経営管理、すなわち人を動かす力や、組織を改革する力といったものです。」

「物事には売却の時期というものがあります。損が出てから売るのは簡単です。儲かってる最中に売ることが難しい。」「宝の山だと思っていたら、いつのまにかに毒饅頭に変わるんです。その前に整理をしなくてはいけない し、 それを可能にするには、新しいまんじゅうおし入れる必要があります。」

「守りだけで責めないというのは、守ったことにならないんです。守りだけやっていたら会社は潰れてしまう。攻めは攻め、守りは守りでやって行くのはビジネスの鉄則です。」

「問題が起きたら、とにかくすぐに飛行機で飛びなさい。お金がかかると顔問題ではない。人間というのはすぐ飛んで、 face to faceで解決しなくちゃいけない」

「基本は、誠実さと言行一致なんです。絶対に裏切らないこと。言ったことは必ず実行に移す。しかも早く行動する。」

「社長として目指すところは何か、と聞かれた、私はこう答えます。社員の喜び、株主が喜び、取引先にも「伊藤忠はいい会社だ」と言われることだ。みんなと感動や感激を分かち合う喜びの方がいい。」

「分からない時は半分切れ」とういうのが、私の相場観です。この後相場が上がったら「しまった、半分切っちゃった」ではなく、「まだ半分残していた」と思えばいい。それでさらに下がったら、また半分切って1/4にする。これで上がったら「1/4残していたんだからいいじゃないか」と考える。これは、リスクマネジメントとしては最低限の対応でしょう。」

「経営者は、 たとえ怪我をしても考えうる限りの軽傷で済ませる判断をしなくてはいけません。すなわち、できるだけの範囲で思い切って処理する。これが不良債権処理の鉄則です。」

「スリム化がひとつの勝敗の要になります。相手が一年で100の経費がかかるなら、自分は90で終わるようにしなければいけません。たとえそこでは10の差しか生まれなくても、10年経ったら100の違い、つまり一年分の経費の差が出てきます。もっとも、減らしすぎてその場で死んでしまったら意味がない。食べるものを食べないと今度は逆効果です。」

「私は、人のため、社会のため、国のためにならない仕事は絶対に繁栄しないと考えています。」

「マックスウェーバーは「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」のなかで宗教が資本主義における一つの支えなると著しています。」

「不自由を常と思えば不足なし」これは徳川家康の言葉です。

「クリーン、オネスト、ビューティフル」こうした論理感の骨格になるものは、武士道の精神だと私は考えています。「君子、父子、 夫婦、長幼、 朋友」 と言う五つの論理があります。これを破ると不倫になる。何も男女関係だけをとって不倫と言ったのではないのです。

「それを理論的に支えたのは論語です。その中に、特にリーダーの条件とした九つの徳目というのがあります。「温、良、恭、検、譲、寛、信、敏、恵」の九つです。」

「この九つの徳目と先にも出た五常「仁、義、礼、智、信」は、経営の根幹になる倫理を教えてくれると思います。」

→経営者として、人として、非常に重要な事かと思いましたので、著者の文体をちょっと変えて、まとめます。

温 人間的温かみ
良 人の美しさ、正直さ
恭 仁とともにある慎み深い
検 質素である事
譲 礼儀正しさ
寛 厳格であるとともにある寛容
信 信用と信頼
敏 素早い対応
恵 浪費とならぬ施し

これはもう、毎日暗唱して、空で言えるようにならないといけないですね。関係ありませんが、私の名前の譲があります。こんな意味があるとは思っていませんでした。常々、たとえ子供でも礼節をわきまえようと思って、人に接してきました。場合によっては、距離を感じる人もいるかと思いますが、昔からこうでした。名前から来るものってあるんですね。つけてくれた両親に感謝です。

「いずれ技術が行き渡り、コモディティ化するでしょう。ではどこて差をつけていくか。それはより技術を必要とするもの、より品質の高いいいもの、他では作れないものということになります。」

「相場の世界には、「森羅万象売り買いか」という言葉があります。世界で何かの事件が起こっても売りか買いか。日本の首相が交代しても売りか買いか。何かにつけて売りか買いかを考えるわけです。」

「こうした訓練は、経営のリーダーとなるものに飛んて非常に重要だったと思います。様々な情報を集めて分析し、決断を下す。」

「年齢を重ねてきたら金の匂いがしないとダメです。」

「読書というのは、ご飯を食べるとか、朝起きたら顔を洗うとか、そうした日常の生活習慣と同じ感覚にならなければ本物ではないと私は思います。」

「昔は想像力を育てる環境がありました。人々は、想像力を掻き立てて、思いを巡らすしかなかったと言ってもいいでしょう。」

「ビジネス社会で評価の軸となるものは何か。それは周りから必要とされるかどうかだと私は思っています。」

「私の解釈を言えば、神とは自分以外の全てです。全ての人が自分を見ている。そう信じて一生懸命やっていくことで、人間は強くなっていくものだと思います。」

「現場をきちんと自分の目で確認することです。自分で判断を下す人には、特にこれが必要でしょう。」

→報道について書かれたことでした。メディアが取り上げるのは、一部の出来事で、珍しいから。珍しくないことは取り上げない。つまりこれが普通と思ったら間違い。ということでした。

「リーダーととして、周りを引っ張っていくためには、思いを共有しなければなりません。そのためには自分の夢やビジョンを語り、部下がどんなことを考えているのか知っておく必要があります。コミュニケーションをとって、お互いに思いや感動を共有ずくからこそ、仕事の目標や責任が明確になり、やりがいに繋がっていくのです。」

「人は話を聞いているようで実はそれほど聞いていないんです。人の話など、そう全部覚えていられるはずもありません。だから、私はわかりやすい言葉で、何度もなんども同じことを繰り返します。」

「また同じことを言っていると思ったらしめたもの。ようやく頭にインプットされるようになっていたということです。」

「「知の衰退」がなぜ起きたか。その大きな要因の一つは、本を読まなくなったことです。今は世の中のあらゆるものがディスクローズされていて、本を読みながらいろいろ想像し考えるという習慣が極端に減ってきました。文章の行間を想像したり推測したりといった感性がないわけです。」

「トルストイなどは、読んでいるとその風景やロシアの農民の生活が頭の中で無限に広がってきます。」
→そうなんですか?言い方は悪いのですが、小説はただの娯楽と思っており、無駄な時間は使えないと思っていました。読んで見ます。

「私は、一流の人と接することは非常に大事だと思っています。一流の人に会う、一流の物を見る、触れる。買えるなら買えばいいい。経営も同じです。一流の経営者に決する。その人が書いた本を読んで感銘は受けなくても、その人が持つ人体験を生身で話してもらうと、実に感じるところがあるんです。」

「日本人以外の人と触れ合って、彼らがどんなものの考え方をしているか、どれほど一生懸命勉強しているかを知ることも大事でしょう。」

「エリートなき国は滅びると思っています。」

「エリートには、その地位に見合った責任と義務が生じます。他人のために尽くす。悪い時には矢面に立ち、良い時には後ろに下がる。謙虚さと謙譲の精神を持たなければなりません。」

「緊張を伴う仕事であればあるほど、そこから得られるものも大きいはずです。人間として一回りも二回りも成長していくことができる。」

「「Innovation remains an enigma」という私のお気に入りの言葉がありますが、私は技術革新や革命以上に「Life remains an enigma」人生は不可思議で、謎めいたものだとの思いが年とともに強まっています。」

「我々の生活が、たとえ小さいな行いでも誰も見ていないときでも、誰にも恥じない生活態度が、ひょとすると人生の全てを決するのではないかとさえ思えます。」

--まとめ--
読書がいかに大切かと言うことは、もちろん書かれていますが、それ以上に、経営者として、心構えが書かれています。非常にいい本でした。

福岡市図書館にはあります。古本もリーズナブルな価格で出ているので、中古で購入するのもありですね。

=読書感想文= ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

先日読んだ「ユダヤ人大富豪の教え」からもうちょっとユダヤ人哲学を知りたいと思って、検索してたどり着きました。

ユダヤの教えを様々なわかりやすい逸話から紐解いてくれます。そのため、この本は、まとめを読むというより、一冊を通して逸話を読んだ方がいいと思いますので、気になった文を抜粋しました。

私は、特に決まった宗派もなく、今後どこかに入るとは思えませんが、これを読むとさらにユダヤ教に興味が出ます。実際旧約聖書を購入してしまいました。何かの宗教と食わず嫌いせず、読んでみることをお勧めします。

何しろ欧米文化を知るにあたって、キリスト教を中心とする宗教の歴史を知ることは避けて通れないと思います。

グローバルに仕事をしたい人、今までの常識とは違うものを得たい人、自分を客観的に見直したい人にお勧めです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約や、それに伴う時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「ユダヤ人は、楽あれば苦ありと考える。今の苦を我慢するのではなく、楽に変えていく努力をしなくてはならない。」

「陽のあるうちに闇夜の打開策を準備しなかった人は永久に闇の中に葬り去られる。」

→苦境に耐えていれば、いつか報われる。生きているうちに報われなかったら、極楽浄土があるという日本の感覚とは逆ですね。

「同じ目的地に行く道があったら、決して近道をしようとしてはいけない。時間がかかっても安全な大きな道を行きなさい。」

→狭い門より入れ。滅びに至る門は広く、その道は広々とし、、、これは有名ですが、新約ですよね。解釈によっては一緒ですが、表現が随分違いますね。新訳の方は、苦難な道を選びなさいといった感じですか、こちらは、リスクの少ない道を行きなさい。ハイリスクな近道をしてはいけないと書いてある感じがしました。

「あなたの頭の中に怒りが込み上げてきても、それをその場で爆発させてはいけない。一晩お待ちなさい。」

→一晩ですか、、、確かにそんなに抑えたら、怒りも収まりますね。。。

「5つの心構え
1. 適正 身の丈にあった報酬、生活を
2. 自己規制 日々勉強を重ねよ
3. 自己抑制 誘惑に負けないよう自分を抑えよ
4. 自己管理 しっかり自分を管理せよ
5. 正直 嘘をつかず、正直に生きよ」

「Eat poorly, Think richly」

→当たり前のことを当たり前にですね。こういうことは、すぐ欲望に負け、おろそかになってしまうのですよね。毎朝朝礼で読み上げて、無意識下まで落とし込まないといけないですね。

「何にでもまずノーと言え。その後イエスに変更できる。先にイエスと言ったら、ノート言えない。ノーというときは、becauseとセットで言う。」

→すごい発想。。。これがいいと言われても真似できないし、しないと思うが、このくらいの力が必要なのかな。

「リスクコントロールとは、リスクと成果が均衡する点を探すことであるが、最小のリスクの最小成果を選ぶ。少しの成果を得られれば、再チャレンジの機会が巡ってくる。」

「リスクコントロールとリスク分散」

「リスクを大中小に分けて考える。どれが一番リスクが少ないから、そして最小限でも何らかの成果が得られるだろうかと考える。」

→この3つは、投資、事業、様々なことに応用できる気がする。すごい身近な人に多大なリスクを負って、大損したり、その上儲かるときでも利食いが早く、ちょっとしか儲けない人がいる(父)。しかし、彼のすごいところは、いくつになっても勉強して、自分の考えを柔軟に修正するところ。70歳過ぎて最近この投資方法をしている。私はこの本を読んで、40代からこの方法を取ろうと思いました。

「サービスを無料にしていかに稼ぐか。なんでも疑問を持ち、考え続ける。」

→最近、ほとんどのサービスを無料にしたお店を開こうと思っています。これは課題ですね。考え続けます。最近、思考を続けています。習慣化できてきた気がします。この本がオススメです。考え方のコツ 松浦弥太郎

「神ならこの物事をどう見るだろうと考える。神とは別次元ということ。」

→客観的視点、物事を俯瞰するというより、神目線とは。最近、この本を読んで、歯医者さんの苦痛を少し和らげる方法を思いつきました。自分が治療台に乗っているというイメージを強くすることです。天井から、あっ自分が治療されているって。ちょっと気分が良くなります。この神目線の俯瞰とは関係ありませんが。。。

「形のないものに目を向ける。知的価値は、物的価値にまさる。」

→分かってはいるのですが、なかなか形ないものにお金を払うのは難しいですよね。でも、意識していきたいと思います。

ーーまとめーー
ユダヤ人が子供の頃から教えられる逸話については、あまり書きませんでしたが、このような話を物心がつく前から教えられるユダヤ人と一緒にビシネスをする場合は、とても勉強になりそうですが、間違っても敵には回したくないですね。

特に物事を客観的に見る。徹底的に俯瞰する。本質を見極める。これらをちょっとした外部の目線ではなく、上空遥か彼方の神目線で見るという感覚を持っているというのはすごいですね。

普通に日本人として、生活をしていたら、全く思いつかない新鮮な思考がたくさんで参考になりました。
そして、旧約聖書に対する興味がとても出ました。もっとたくさんの関連書籍を読んでみたいと思います。
(旧約聖書に関しては、後日数冊読んだものがありますので、また書きたいと思います。)

そんな入り口として、オススメの本です。福岡市図書館にはありました。予約数もほとんどありません。

=読書感想文=考え方のコツ 松浦弥太郎

最近自分を見直すことの大切さについて書かれていることが多いので、そのコツがないかと思って物色していると、松浦弥太郎さんの本が出てきました。好きな人です。100の基本を始め、定期的に読んで、乱れた生活を立て直したり、モノへの愛着、こだわりを見て物欲に駆られたり、、、とても影響を受けていると思います。

その弥太郎さん(友達ではありませんが、馴れ馴れしく勝手にこう呼んでいます)の思考術について書かれているとあれば、読まないわけにはいきません。

いいアイデアが出ない、自分を知りたい、ごちゃごちゃした頭の中を整理したいという人にオススメです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約や、それに伴う時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「午前中に1時間、午後に1時間考える時間を作る。」
→思考だけの時間です。毎日この時間を持つそうです。いきなりハードルが高いですね。でも、やって見たいと思います。

「なぜ、なに、なんだろう、と諦めずに何日かかっても考え続ける。」

「しかし、ここで Google などのインターネットの検索エンジンを使ったらたちまち答えらしきものが無数に出てきます。そうなるとどんどん自分で考えることをしなくなります。」

「大きな白い紙を用意しましょう。僕は僕はいつもA3を使いますが B 4でも構いません。
 最初に紙を机に置きます。そのまま自分の目の前にある白い紙をじっと見つめます。
 しばらく紙を見つめ心が落ち着いてきたら思考のプロセスに踏み出します。
 考え始めたところで、すぐに答えは出てきません。決して焦らないように。色々な考えのかけらがポツリポツリと認めもなく浮かんでくると思います。
 単語でも雰囲気でも浮かんできた断片をとにかく白い紙に書いて行きましょう。
 考えのかけらをひたすら白い紙に書いていくとだんだん自分の頭の中の景色が視覚化されていきます。
 最初はバラバラのキーワードですが紙に書き出したものを見て行くとつくつかが繋がります。
 この一連の作業が思考の基本的プロセスであり訓練です。」


やってみました。1時間時間を取るのはかなり難しいのですが、自分なりにアレンジして、毎日5分でも10分でもするようにしました。
時間がない日は、食事を抜いてでも続けました。

まず、A3、B3のノートを持ち歩くのは困難です。探すとありそうで周りにないものです。簡単にできなければ続きません。

そこで、ちょっと小さいのですが、A4コピー用紙を使いました。どこでもありますし、会社のコピー機から抜くこともできます。

5枚から10枚程度クリアファイルに入れて、持ち歩きます。

時間ができたときに、机に向かいます。静かに目を閉じて、その後、深呼吸、そして白い紙を見つめます。そのあとは松浦さんと一緒です。思いついたことをどんどん書いて行きます。そして時間になったらやめて、書いた紙は、Evernoteのスキャン機能を使って、取り込みます。

そして、紙を捨てます。一切のインターネットや外部からの影響を切断して、紙に向かうということが、とても新鮮で、心が落ち着きます。もうこれは、瞑想ですね。1週間くらいして、書いた紙を見返して行くと、不思議とつながる点が見えてくることがあります。こうして新しい考えがまとまることが多くなりました。一人で紙に向かって、ただ座るなんて、時間が勿体無いと思いましたが、やってみると大変生産性の高い作業でした。これはオススメです。

最近は、この書き出し瞑想(勝手に名前をつけました)をしないと落ち着かないようになってしまいました。

「一考二案を基本とする。A案と B 案をもとにしてC案を考える。」

「仕事であれば、誰が、何を、いつ、どこで、どのように、いくらでやるか。5W2H」

「誰でもよくわかる、誰にでも親しみのある、誰にとっても当たり前に近いこと、これが僕の中では良きアイデアの条件となっている。」

「人混みで得られるのは経験であり、ものすごい量の情報です。」

「最高の成功も最悪の失敗も常に考えておくのが仕事の鉄則。」

「想像力を鍛えるといっても難しいことでありません。日々の生活の中でできることですし、むしろ毎日の暮らしに取り入れたほうが効果的です。」
→どこでもいつでも、経験であり、情報収集という意識が素晴らしいですね。つい移動中や、待ち時間ができると、時間が勿体無いと思って、携帯を見てしまいますが、そういう使い方はむしろ勿体無いですね。こういう時こそ、一緒に乗っている乗客や周りの人を観察するべきですね。

「アイデアを具体的にしていくときも想像力が必要です。「例えば?」を色々なバリエーションでできるだけたくさん作ってみるのです。このアイデアは音楽に例えるならどういうもの?と言った具合に。」

「もし自分だったらと想像することは良い訓練であり大切なことですが 、自分はこうだと考えることとは本質は相反するものです。」

「人を幸せにすればその仕事には利益が生まれる。」
→これは私もビジネスをするにあたっていつも考えています。

「想像力を養う訓練。習慣の一つは観察すること 。習慣の二つ目は良き生活習慣です。早寝早起き、腹6分目、運動、休息。」
→松浦さんのすごいことは、当たり前のことをきちんとずっと継続するところですね。早寝早起き、腹6分目、運動、休息なんて当たり前ですが、ちゃんとできている人がどれだけいるかです。毎日意識したいと思います。でも、腹6分目は腹八分目のミスタイプではなくて、腹6分目なんですよね。相当ストイックな人ですね。

「目の前にあることをしっかり務める。文筆業、古書店の経営、雑誌編集長、僕のやってる仕事はどれもこういったことがしたいと夢見てたどり着いたものではありません。」

「人との出会いによって生じる計算できない変数みたいな出来事が重なり、化学反応に近い状況で生まれました。」

「今、自分が与えられている仕事の中で、人に喜んでもらえることに集中する。夢仕事にこだわるのはやめて、「今日は何をして人を喜ばせようか?」と想像することに注力する。」
→本当にすごい人ですね。暮しの手帖の編集長をしている時くらいまで、松浦さんらしいと思っていましたが、クックパットやユニクロの仕事まで始めているので、どうしたのかなと思っていましたが、きっと、人に喜んでもらう仕事という面と、人とのつながりで、この仕事をしているのでしょうね。確かに、松浦さんらしい、仕事をしておられるようです。

「僕が思うコミュニケーションの基本とは、いつも幸せな自分でいること。」

「あなたが良きコミュニケーションを願うなら、第1には自分を願みて「いつも幸せな自分でいるだろうか?」と問うてみましょう。第二には自分の人間関係を願みて 「自分の嬉しさ喜び幸せは人と会うことで増幅されているか?」と考えてみましょう。
→なるほど、まず自分が満たされていないといけないということですね。

「大人として日々を過ごしていれば、悲しいこともあるし、辛いこともある。それを承知の上でコミュニケーションのルールとして、自分の感情をコントロールする術を学びましょう。」

「自分の感情をコントロールする最良の策は「いつも幸せな自分だと考える」ことです。「いつも幸せな自分でいる」ことは難しいけれど、これは誰にでもできます。」
→最近の課題ですね。なぜかとてもイライラしやすいです。どうやってコントロールするか研究しています。この方法は、やって見ますが、ちょっと難しいですね。

「本当に成功したいなら、不安や恐れで人の共感を呼ぶなど、ゆめゆめしてはならないことです。」
→いつも幸せです。満ち足りていますという態度を示すということらしいです。そういう人には、いい話が来るということです。確かに、貧乏で悲惨なんですと言い回っている人に同情はあっても良い仕事はこないですね。

「人脈としては、一生付き合える相手が10人いれば十分です。友達ではありません。あなたという人間を信頼してくれる人達です。」

「お願い事の作法3つ
1. タイミングをはかること。
2. ギフトを忘れないこと。手ぶらで人に頼まないように心がける。
3. 入念な準備。あなたが必要ですきちんと伝わるように徹底的に相手を知っておかなければなりません。
最後に相手が断りやすい状況も作っておくことです。」

「一人の時間を大切にすることが人脈を深める第一歩である。」
→新鮮な考え方ですね。一人の時間を大切にして、自分を高めることによって、本当に重要な人脈を広げることができるというようです。やたら、あちこち顔を出して、名刺配っても、本当に重要な人脈はできず、ただ忙しいだけになりそうですね。

「時間はお金と同じように「消費」「投資」「浪費」の3種類があるという意識を忘れてはいけません。」
→これは大事ですね。この時間は、ただ浪費しているとか、この時間は投資になっているとか意識することによって生活が変わりそうですね。

「やるべきこと、やりたいことはすべてリスト化する。」

「何と言っても仕事に欠かせないのは集中力です。集中するために一番大切なのは、リラックスすることです。 ずっと集中しようとするのではなく、意識的にリラックスの時間を取ること。」
→いつも目から鱗ですね。集中しきれないで、だらだら長時間仕事するより、メリハリをつけたほうが、仕事の質も高く、そして、早く終わりそうな気がします。やって見たいと思います。

「時間割を作る。時間割を作って安心する一方で、毎日、時間割通りにきちんとこなしていくと、全く変わらない日が続きます。この、淡々とした日々の積み重ねに、人は不安になりますが、「仕事とはそういうものだ」というのが僕の結論です。」

「毎日変わらない当たり前の仕事をずっと継続することが、自分の仕事のクオリティを高める一番の近道だと信じています。」
→当たり前のことを当たり前にする。ずっと意識していることですが、これが一番難しい。これからも頑張っていきたいと思います。

ーーまとめーー
やっぱり、松浦さんは好きですね。憧れの人です。お会いしたことはないので、実際の人はどんな人かわかりませんが、少なくとも松浦さんみたいになりたいと思う人がこうしてたくさん出てくるというのはいいことだと思います。

最近、松浦さんは、ユニクロにまで、寄稿しています。
影響を受けている私は、松浦さん推奨のチノパンとかシャツを購入しています。

この品質で、松浦さんのお墨付きで、この価格?びっくりです。

消耗や汚れも考慮して、3本くらいはまとめて購入しています。シャツもまとめて購入しました。
ズボン3本、シャツ2枚で、1万円です。

ロボットが作っているのでしょうか?現地で生産している人は、きちんとした対価を得ているのか心配になってしまう価格です。でも、松浦さんのお墨付き、そして、柳生さんのユニクロですから、きっとみんな幸せになっているのでしょう。

芸能人は全く知らないのに結構ミーハーな自分でした。

話が逸れましたが、松浦さんの本を読むたびに、毎日丁寧に生きようと思います。意外とすぐに忘れてしまうことなので、定期的に読むと思い出すことができます。おすすめです。

福岡市図書館にはありました。私が借りた時は、予約ゼロでした。福岡市内の方は是非。

=読書感想文= 死ぬほど読書 丹羽宇一郎

基本的にPC関連が好きなので、PC Watch の連載「実録! 重役飯」を読んでいました。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/executive_dinner/

そして、その中でも、NVIDIA日本代表 大崎真孝さんの記事が面白く、この人が読んでいる本の中に乗っていました気で購入しました。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/executive_dinner/1021297.html

読書推奨派?としては、大変心強い本です。

普段読書をしない方、これから読書を始めようと思っているけど、読書ってそんなにいい?という方、すでに相当読んでいるけど、読書を再認識したい方にオススメです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約や、それに伴う時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「無知の知を知る
人間にとって一番大事なのは、自分は何も知らないと自覚する。」
→難しいのですよね。やはり、知っていることになると、それ知っているよとなって、口を挟んだり、知ったようなことを言ってしまいます。知っていても知らないと考えることができるかどうかは大事ですね。

「情報は考える作業を得ないと知識にならないからです。 読書で得たものが知識になるのは本を読む行為が往々にして考えることを伴うものだからです。」
→参考になりますね。本を読んで、なるほど、そうだというのも多いのですが、ここは本当にそうなのかな、なぜなんだろうという深読みしていくというのも大事ですね。

「本は言ってみれば、人間力を磨くための栄養です。草木にとっての水のようなものといえます。」
→素晴らしい。今までやってきたことが肯定されているようで嬉しいです。

「私が本を買う決め手とするのは、目次です。」
→これもいいですね。帯とかは、いかにもキャッチーで、刺激的なことを書いていることが多いのですが、その先、目次をしっかり見ることは大事ですね。

「芥川賞は小説の最高峰の賞ですから、時代のエッセンスのようなものが含まれているかもしれないし、現代人の深い心理を学べるかもしれない。」

「雑誌で定期的に購読しているのは、経済誌の週刊エコノミストと月刊誌の文藝春秋だけです。この2冊は隅から隅まで読むことにしています。」

「海外の雑誌でも、 Bloomberg businessweek だけは定期的に目を通しています。 これには日本のメディアが伝えない情報が掲載されているので、関心がある記事だけ拾い読みしています。」

「小説を現実とはあまり関係ないフィクションとして片付けず、そこから人間がどういうことを考えたり行動する生き物なのか、歴史はどうやって作られるのか、と言ったことを学ぶ。このような考える読書をすることで得られるものは大きく変わってくるはずです。」

→小説が出てくるとは意外でした。私は、基本的に小説は読みません。娯楽のような感じがして、楽しむことに後ろめたさを感じていたので、読むとしても英語の小説で英語を勉強しながら読んでいました。小説にこんな見方があると思いませんでした。これからは、少し読んでみたいと思います。少なくともこれで罪悪感が減っていいですね!

「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ と言いますが、私は怪しいと思っています。」

「私は賢者は「自らを律し愚者は恣にする」といい変えたい。」

「本は食べ物と一緒です。食べ物は美味しいといくらでも食べたくなりますが、嫌なものを出されたら食欲がわかない。ですから自分で面白そうなものを見つけて読む。それが基本だと思います。」

「集中力を持って読書するには自分で締め切りを設定するといいと思います。この経済書は2時間で読むぞとか、、、」
→これはありますね。私が図書館で本を借りるのが好きなのは、読む締め切りがあるからです。購入した本は、いつでも読めるという感覚に陥ってしまって、後回しになってしまいます。

「借りるのとは違って、身銭を切って本を手にすることは、そういう重みがあるのだと思います。」
→私は、これに関してそう思ったことはないです。図書館の本でも友人に借りた本でも、しっかり読めるものは読めますし、お金を払ったからと言って、すぐに読まなかったものもたくさんあります。

「感情は色々な形で発散させた方がいい。理性ばかりを働かせていたらバランスが崩れるので、感情も動かす必要があるのです。」

「人間の感情は一方向に偏ることがあります。ですから、仕事なので緊張した状態が続いていれば、リラックスしたり、泣いたり、笑ったり感動したりと、感情をいい形で動かすことができるといいのですが本はまさにうってつけです。」
→最近更年期なのか、ちょっと感情のコントロールが難しいと思う時があります。特に育児に関して、全く思い通りにならず、大人同士ではありえないような理不尽な要求をされることがあり、そういうときにイライラしてしまいます。違う形で、感情を動かす必要があるんですね。

「人の失敗事例が役に立たないとすれば、仕事で大きな失敗をしないためにはどうすればいいか?人間は失敗する動物です。最もいい方法は、絶えず「小さな失敗」をしていくことだと思っています。一つの大きな失敗や重大事故の裏には、29の小さな事故が隠れており、更にその裏には300のヒヤリ・ハットとなるような軽微な異常があるという。」
→なるほど、どれだけこういうことに敏感になっているか、小さな変化に気づくかですね。

「自分の失敗をテーマに書いた本は、「こうして自分が蘇った」という著者の自慢話です。」
「人は自分のことを書くとき、大抵よく見せようとします。」
「ある程度割引読んだ方がいい。」
→自伝系の本に関してです。自伝は、本一冊で、その人が生きたエッセンスのほんの一部でも得ることができます。何しろ人生は一回ですから、何度も波乱万丈、九死に一生得ていたら、大変です。なのでこの手の本は結構読みます。でも確かに、100%で読む必要はないかもしれないですね。

「人生というものは問題があって当たり前。問題のない人生など、どこにもない。問題がなくなるときは死ぬときです。」

「問題があるということは、懸命に生きている証です。」
→問題はないに越したことはないような、、、最近はいかに問題をなくすか、問題のありそうな箇所を潰して行き、ストレスを減らそうとしていました。その結果、以前のような苦しみは減りましたが、確かに仕事しているぞ!っていう感覚は減りました。どっちがいいのでしょう。多少の問題は出ますが、基本的に穏やかに生きたいですね。でも、問題が起きたときに、懸命に生きているからしょうがないと思えることは大事ですね。

「私は人を育てるということについて、宮大工の西岡常一氏が語り尽くした「木のいのち木のこころ」を読んでとても感銘を受けました。」

「癖のある木は曲をよく知っているものが使えば、まっすぐな木よりも強く建物を支えると言います。」
→この本は、ぜひ読んで見たいです。会社を経営していると、どうしても癖のあるスタッフを迎えることがあります。こういう見方ができたら、お互い幸せですね。

「一人イコール孤独ではありません。」

「読書は自分の内面に降りていき自分自身と対話しているかのように見えますが、同時に著者との対話しているのです。 小説であれば様々な登場人物たちとも対応しています。 ですから、その意味においても読書をすることは決して孤独ではありません。」

「読書を多く重ねてきた人は、それだけたくさんの著書とは出会って、その人達の声を頭の中で響かせているのです。」
→ずっとは嫌ですが、基本的に一人は嫌いではないです。本気で車やっていた時は、シートは一つにしていましたし、バイクが好きなのも、読書が好きなのもこのせいかもしれません。静かなカフェで、読書したり、白い紙を目の前において、思考をするのは最高に幸せですね。そして、気になった文をこうして書き出して、著者と対話しています。

「私は人が生きていく上で大事なのは、仕事と読書と人間関係と、そこから来る人間への理解であるということを繰り返し聞かせています。」
→さすが、死ぬほど読書という本を出すだけありますね。言い切ります。でも、読書の良さを知ってしまうともうやめられないですね。

「疲れたなんてプロの言うことじゃない。本当のプロはこれ以上できないとも言わないものだ。これ以上できないという段階を越えて無我の境地に達するそこまでするのがプロだ 。」川上さん

「人間というものを、仕事や本を通して知ろうとすることに一番熱心だったから、多少なりとも人を見る目ができたんだと思います。

「学校の成績はそれほど優秀ではないけれど、目に力があっていうことが常識にとらわれていない。一見やわに見えるけどきつく叱ってもへこたれず、コツコツ努力する。こういうタイプは伸びることが多い。

「怒りの感情を出したくても出せない時は、体を動かすことが一番です。

「ベストセラーを私が読まないのは、その本が売れているからといって多くの読者にとって良い内容であることが保証されているわけではなく、売れているという空気が勝手に膨らんでベストセラーとなっているからです 。」

「空気を読むこと自体は悪いことではない 。
しかし、漂ってる空気に遠慮して言いたいことを言わず、主張すべきことを主張しなければそれは空気を読みすぎてると思います。」

「読書は心を自由にしてくれます。読書によって自分の考えが練られ、軸ができれば、空気を中心に思考したり、行動したりすることはなくなるはずです。世間の常識が空気にとらわれない、真の自由を読書がもたらすのです 。」

「物の豊かさではなく、「心のありよう」こそが、人間としての最大、唯一の証であるように思うのです。」

ーーまとめーー
死ぬほど読書。すごいタイトルですね。心を豊かにするために読書して、死んでしまっては元も子もありませんが。私もかなり忙しいときでも寝る時間を削ってでも可能な限り読書しています。

読書は様々な知識とともに心を豊かにしてくれます。私が読書を始めたのは、ほんの5、6年前ですが、ここ5年は非常に目まぐるしく、感覚としては1年が1ヵ月ほどのスピードで過ぎていき、後年前というのは遥か昔のようなことに感じ、感覚としては10年ほど前に感じます。そんな中、読書を続け読書感想文が500以上になりこのブログを書いていますが、読書がなかったら今の自分はないと感じています。それくらい助けられたこと、役立ったこと、自分が成長したと思えることがたくさんありました。

そんな読書を1人でも多くの方に楽しんでもらえるよう、本との出会いをこのブログを通じて少しでも広げられたらと思います。

話はそれましたが、そんな読書を全肯定してくれるこの本はとてもおすすめです。

福岡市図書館にありましたが、30人以上の予約が入っていましたので、購入しました。お店ができたら、お店に置いておいて、誰でも好きなように読めるようにしておきたいと思います。

=読書感想文= 続ける力 人の価値は、努力の量によって決まる 若田 光一

近所に新しく福岡市科学館ができました。宇宙が好きな息子は年パスを購入して、毎週末のように行っています。その帰りに、グッズショップでこの本を見かけて、入手しました。

ミニマリストと言いながら、結構モノが好きな私は、宇宙に行った時計、宇宙に行ったカメラとかそうエピソードに興味はあるのですが、宇宙そのものにそれほど興味を持っていませんでした。そのため、若田光一さんという宇宙飛行士がいることすら知りませんでした。私の世代で宇宙飛行士といえば、毛利さん。。。

そんな前知識のなさで読み始めましたが、これはいい本です。

現役宇宙飛行士は、特別な職業と思いがちですが、普通に企業で働くのと変わらない感じでした。組織やチームでの働き方のヒントや夢の見つけ方、その追い方など、とても勉強になる本でした。

中間管理職や経営者、リモートワークをやっている方におすすめです。もちろん、タイトルの通り、やっていることをなかなか継続できないという人にもおすすめです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約や、それに伴う時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「人は誰しも完璧ではない。私も、これまでたくさんの失敗や挫折を経験してきた。しかし、そこでしっかり分析して、成長の糧にしてきたように思う。」

「自分自身にできるのは、前に進むか、留まるか、後退するかの三つだけだ。」
→人生には自分でコントロールできないことがとても多い。そうなったときに現実を受け入れ、この三つを選択する。

「結局のところ、人生で挑戦すべき相手は自分自身なのである。置かれた環境でどこまで頑張れたのかが、その人の評価に繋がるべきだと思う」

「真似ることは悪いことでも恥ずかしいことでもない。ただ、その中で自分らしさを出すこと、自らの価値観を行動で示していくことが大事だ。」

「致命的な失敗をしないためにはどうすればいいのか。その答えは、「想定外を少なくすること」だと思っている。」
→どんな職種、仕事にも通じることだと思います。徹底的に準備する!

「準備をすれば、未知の領域が既知のものとなり、不確定要素は減り、様々な状況に遭遇した時の対処法を事前に想定できるようになる。」

「大事故が起きる前には、その10倍以上の小さなトラブル、事故が発生しているものだ。だから大きなミスや問題を見過ごすことなく、その都度再発防止のための対策をコツコツ立てていく。それ以外王道はない。」

仲間、部下とのコミュニケーションについて

「データ見せて、どこがどうダメだったか説明するわけだが、単に悪いところを指摘するだけでは本人のためにならない。どこを、どのように改善すれば良いかも、具体的な実例を挙げて提案するようにした。」
→確かに部下や子供をやみくもに叱っても、次回改善される可能性は低いですね。

「限られた訓練の中でも徹底的に探りを入れる。」
→仲間の個性を限られた時間の中でつかんでいくことが、チームの士気を維持して、仕事のやりやすい環境を作り、結果チームのパフォーマンスが上がるというものでした。

感情のコントロール

「相手の言動に対して、感情的にならずに、どうして相手がこういうことを言ったりやったりするのかを考えなければならない。まず広い心で相手を受け入れ、ある種の寛容さで持ってコミュニケーションを密に取りながら、仲間の宇宙飛行における目標の実現う支援する」

「カッとした時にその感情をむき出しにして相手にぶつけるのは禁物だ。」「どんなに腹がたっても、二、三秒は考えてから発言したほうが良い」
→ここは難しい、最近ちょっと怒りっぽい。自他ともに認める温厚な性格だったのに、最近とても怒りっぽいし、イライラする。更年期?と思ってしまう。この感情のコントロールは課題です。

「伝えたいポイント、伝えなければならないポイントを整理して相手に伝える。」

「攻撃的な交信をしたらおしまいだと自分に言い聞かせ、強いストレスを感じている時でも、相手に敬意を払って接する姿勢を失わないように気をつけた。」

「押すところは押して、引くところは引く。このバランス感覚はとても重要だ。」「駆け引きを上手くするためには、相手の立場に立ち、相手が何を考え、何を欲しているか見極める状況判断が求められる。」

「個人の資質、技量、能力をきちんと把握しておくことだ。このような経験をさせると、ここが伸びるだろうという点を見極めた上で、新しい課題をあたえなくてはならない。」「相手の力量に対し、少し難しい課題を与えるよう気をつけている」
→素晴らしい上司ですね。自分を高めながらも、部下をここまで把握する。野球で言ったら、コーチ兼任選手です。

「自分の行動や発言には責任を持ちたい。だから、なぜそのようにしたかという説明はできるだけするように心がけている。」

ゴール、目標設定について

「自分の興味の対象をきちんと捉えて、これだったら頑張れる、頑張りたいなと思えることを見つけ、それに向かってとことん努力してきた。」

「明確なゴールを掲げ、それを実現するという目的意識を持って生きている。」

「自分の目標や夢を見つけられない人が多いと言われることがある。」「自分は一体、どういう人間なのだろうか」「自分は一体何が好きで、どんなことに興味を持っているのだろうか」とまずは自分自身を見つめ直して欲しいと思う。」

→最近、本当によく自分自身を見つめ直した方がいいという本に出会います。よっぽどお告げが出ているんですね。それはさておき、目標、ゴールの設定というのは大変重要ですね。

「努力が続かないのは、興味の対象、そして明確な目標が定まっていないからではないだろうか。好きで好きでたまらない、自分の人生をかけてやりたい、ということが見つかれば、人間はそれに向かって挑み続けることができる。」

「努力すれば達成できそうな、現在の自分の力よりちょっとだけ高い目標を設定するのを意識してきた。だからと言って、無難な道ばかりを選んできたとは思っていない。成功できる自信がなくても、とにかくやってみようというチャレンジ精神で乗り越えてきた壁もある。」

「自分に今できることを確実かつ直ちにやるようにしている。やると決めたら、何としても遣り抜く、そして、できないことをくよくよ悩むよりも、できることをどんどん広げていったほうがいいと思っている。」

「今、自分にできることを見極める。そして、その限界の少し上を目指して努力を続ける。すると、今すぐはできないとしても、一年、三年、あるいは十年後にはできるかもしれない。」

→この辺は確かにありがちですね。目標設定は、意外と最初は意気込んでいるので、高い目標をセットし過ぎてしまって、挫折することが大きいと思います。

「1日1日をきちんと生き抜くこと、悔いのない毎日を過ごすことが、私の目標である。」

「これは無理だなと思ったら、嘘をついたり、ごまかしたりしない。きちんと理由を言ってギブアップするようにしている。できないことをできるというのは、相手に失礼だと思うからである。」

想定外に備える、もしくは、想定外というものをそもそもなくす

「英語に、Trust, but verify.」という表現がある。いくら周りが大丈夫だといっても完全に信用しないで、自分で安全を確認する習慣をつけるべきだ。」

「万が一に備えて訓練したり、心構えをしたりしておくだけでも、適切な初動を取ることができ、自分を守れる可能性が高くなると思う。」

「経験を積むことも重要だ。」「初めてのことをするときはドキドキする。」「だが何事も経験である。」

語学学習について

「語学習得に近道はない。文法を覚えて、語彙を増やし、慣用表現をマスターするしかない。」

「聞く力は、ネイティブの普通の会話を問題なく理解できるよう、ラジオや映画、テレビ番組などで口語表現を聞いて養うことが効果的だろう。」

「子供は文法や単語がわからなくても、周りの人が話しているのを何度も聞いて、どのような時にどのような表現をするのかを自然と覚えていく。それと同じで、頭の中に入れるためには反復したないと思う。」

「何のために語学を勉強するのかという目的意識をしっかり持ち、絶対に話せるようになってやるという強い気持ちで努力する。」

「私は、ビジュアルで頭に入れていくタイプだ。語彙については、英字新聞を読んで、わからない単語が出てくると辞書で調べ、書いて覚えるようにしていった。英語表現は、映画の音声だけを録音して繰り返し聞き、その中のセリフを実際に使って覚えた。ひたすら反復して、頭と口に英語を叩き込んだ。」

→英語学習は数々挫折して、一応日常会話程度は話せるもののそこから先に行けない状態です。合う勉強法を見つけることができていないというのもありますが、そもそもなんで英語をやりたいのか、話せるようになったらどうしいのかというものがないと、続かないですね。ここから考え直したいと思います。

「私は常に、明確な目標を持って挑戦し続けることが、ゴールに到達するために不可欠だと思って生きてきた。

→素晴らしい。自分自身を見直して、明確な目標をセットしたいと思います。

以上心に残った言葉でした。

文章だけ読むと、目標に向かって全く努力を惜しまない努力家の若田さん。自分にできるかなと思うこともあります。でも若田さんは、これだけのことを常にやって、難関を何度も突破して、ものすごい狭き門の宇宙飛行士になったわけですから、逆に考えたら、この10分の一でも参考にして、日々に取り入れれば、日常生活や日々の仕事に活かせないわけがないです。とにかく、この本に書いある若田さんがいいと言ったことを少しずつでもやってみることが大事かと思いました。

それにしても目標のセットの仕方、中間管理職としての意識、仕事術、その上語学学習まで、内容の濃い本でした。

そして、宇宙の魅力や地球の大切さを子供から大人まで、宇宙から発信しているだけあって、シンプルにわかりやすく、そして力強くメッセージを書くことができる素晴らしい人ですね。おすすめです。

九州で勉強した若田さん。もちろん福岡図書館には所蔵があります。ご興味があるかは読んでみてください。

 

=読書感想文=ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

博多図書館のブック市(除籍図書の配布)でもらった本「40代にしておきたい17のこと」を読んでから、もうちょっとこの著者の本が読みたくなって、アマゾンで探すと、500件近いレビューの本を見つけて、これは読んでみたいと思いました。

基本的にあまのじゃくですので、みんながいいと言っていると、違うことをしたくなります。みんながいいと言っていると、あえて対抗馬的なものに行ってしまいます。しかし、読書に限っては、いろんな知識を得て、いろんな角度で物事をみたいので、ベストセラーも読むようにしています。読むのは早い方ですし、よっぽど合わないと思えば、やめればいいのですから、食わず嫌いはもったいないと思っています。

さて、ユダヤ人に関する書籍はたくさん出ています。特にビジネスで成功している人が多く、ビジネス書では、定番のテーマとも言えます。

以前からユダヤ系の人とビジネスをしていますが、具体的にその存在を知ったのは、「ユダヤの商法 藤田田」を読んでからです。

2000年以上に及ぶ迫害から、自国を持たず、知恵のみで世界の中心にいるユダヤの人の秘密や知恵を書いた本はたくさんありますが、自分とはちょっと縁遠い感じがして、腑に落ちる本に出会っていなかったのですが、この本は面白かったです。

お金持ちになりたい人にオススメです!と書きたいところですが、お金持ちになりたいと思っていた人は、その思いを正されると思います。

これは、自分自身を見直したい人や、好きなことをして生活したい人にオススメです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約で、時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「実業家として成功したいなら、3つの要素が絶対にいる。その目標に向かって戦略を立てること。そして、それを実行すること。それがうまくいくかどうかについて悩んでいて時間を潰さずに、それをやり遂げる情熱だ。」

→何はともあれ、まずは目標ですね。目標がなければ、向かう先がわかりません。

「困難にぶつかった時、そういうクリエイティブなアイデアを出せるかどうかがとても大切なんだ。そこが成功と失敗の分かれ道とも言える。」

「幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ。」

「君はもうすでにお金にこだわっている。お金にこだわっていると、幸せな金持ちにはなれないんだよ。幸せな金持ちは、心が白紙の状態で生きている。あるがままを見て、文字通りを聞いて、感じるままに生きている。一方、ほとんどの人間は自分のみたいものを見て、聞きたいものを聞き、自分らしく生きているつもりで、他人の望む人生を生きている。」

→お金にこだわらずお金持ちになる。少々禅問答のようですが、深いですね。

「物事の本質を見抜く目を持つこと、それこそが幸せに成功するための大切な要素なのだ。」

「君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額」

「お金儲けのことばかり考えている連中より、仕事が好きでしょうがない人間の方が成功するのだ」

→好きなことを仕事にすることの利点がここにあるようです。

「世の中には、二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ。」

「大多数の人の人間は、今いるところで頑張れば道は開けると考えてしまう。そこで、無駄なたたかいをやって、ボロボロになって力尽きてしまうのだ。」

→自分の土俵で戦うということのようです。日本人にありがちですね。耐えること、頑張ればいつか報われる。報われない時は、極楽浄土で、、、のような。継続する力は必要ですが、無駄な、無謀な戦いは避けたほうが良さそうです。見極めが難しいのですが、、、

「ビジネスシステムを作るかどうか、これが成功のカギを握る」

「自分の身の丈を知らずに拡大し続けると、やがて破綻する時が来る。自分が得意なことをやってきた連中は大抵この罠にはまってしまう。自分の好きなことをやってきた人間はこの落とし穴には落ちない。」

→得意なことをやって、急拡大した企業は、こうなることが多いようです。

「現在の世の中は、経済価値や喜びを与えた人間が豊かになるようになっているんだよ。」

→ビジネスアイデアを考えるときにこのことをよく考えたいと思います。

「自由人の人生には、「しなくてはならないこと」がとても少ない」

「不自由人は、自分で自らを不自由にしている。」

「その人が真剣に人生を変えようと決めるまでは、何も変わらないのだよ。」

「夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人は、言って見れば『退屈な人生を生きる終身刑』を自らに課しているのに等しい。」

「自分の好きなことを日常的に少しずつやることだ。小さい頃から自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ。」

→日々に追われ、考えることをやめる代償は大きいようです。

「普通は、人は「得意なこと」と「大好きなこと」を混同してしまう。アメリカの成功者の多くは、得意なことをやる「ワクワク病」にかかっている。中略、そこに隠された動機は、大物に見られたいとか人生を生きる躍動感を感じたい、といういうものだ。その人がやっていることは、自分が好きなことではなく、自分が得意なこと。」

「自分が好きなことは、もっと静かで,落ち着いたものなのだよ。周りの人が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことだ。」

「大好きなことに巡り合う一番の方法は、今やっていることがなんであれ、それを愛することだ。」

→ここは難しいですね。大好きなことは、やっぱり得意なことだと思ってしまいます。不得意なものはそもそも好きになることがないと思います。やった、うまくできた、誰か(もしくは自分)が喜んだ、もっとやってみたいが、好きなことになるかと思います。でもこれはワクワク病でしょうか。ワクワクしますからね。まだ、混同しているのかもしれません。

「お金の流れを読むのに、高等な経済学はいらない。常識と自分の直感に頼りなさい。細かい流れに意識を奪われてはいけない。少なくとも5年、10年の流れで、ものを見なさい。」

「直感は、ゆるぎない感じだよ。カンは、移ろいやすい感覚のようものなのだ。」

「日常的に自分が考えていることを絶えずチェックしなさい。日常的に考えていることが人生を作る。」

→ここ5年間ほど、1日も欠かさず日記をつけていますが、ここに考えていることをもっと書いていきたいと思いました。

「人生は、考えることと行動することの二つでできている。今まで考えていたことと、思考の結果行動してきたことの集大成が君だ。」

「君の考えが人生で現実のものとなる。その仕組みなど知る必要はない、自分のなりたい姿を想像したり、やりたいことを想像することだ。」

「人生の結果はその人の本来の人を表す」

「コミュニケーションには二種類ある。自分の内面とのコミュニケーションと自分の外側とのコミュニケーションだ。自分のことがわからないのだから、外側ともしっかりとしたコミュニケーション取れるはずもない。自分が何を感じているか、考えているのか、に意識を集中させる。」

「自分の感情や思考が人生のコントロールを奪うほど、パワフルだということを知ってもらいたい。」

→ここまで、日々考えること、考えたことが、現実になるということが繰り返し出てきます。

「モノやサービスを売る過程で、人に心から感謝され、応援され、深い喜びを得る。そしてそれにもまして、ご褒美として経済的豊かさも手に入れていくようになる。」

「セールスなしで存続できるビジネスはない。中略、セールスという仕事を極めれば、一生くいっぱぐれはないだろう。」

「この社会は人間で構成されている。中略、君が一番先に知るべきことは、どうすれば人は動くのかだ。これは行動心理学と呼ばれる分野で、人はどうしてその行動をとるのかということを細かく分析したものだ。」

「感情のない人間が成功することは難しい。その人間のうちにふつふつとした情熱の炎がないとだめだ」

セールスの成功5原則
1. 絶対売ると決める 
売れるのが当たり前、売れる、お客様が喜んでくれるところをイメージする。
2. 信頼される人柄になる
3. イメージを描けるように話し、感情的に訴える。
4. 商品・サービスに完璧な知識を持つ
5. クロージングのテクニックを持つ

→セールスについて、書いてあります。昔、日本最大の某自動車メーカーのセールスでしたが、入社のときにこのことを知りたかったですね。と言っても、今もセールス抜きでは、ビジネスは成り立たないので、今も実に有効です。

「自分の考えをともかく紙に書きなさい。そして、自分が何を考えているのか、感じているのかを。上手く書こうとか考えずに、アンデアが浮かんだらすぐにそれを書き留めなさい。」

「自分の話す言葉に注意しなさい。普段君が話していることは、君の未来を作る。」

→再び思考ですね。マザーテレサもおっしゃていますね「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」という名言。

「この人と出会えて自分はなんて幸せなんだろう。この人のもとにたくさんの幸せとたくさんの豊かさが雪崩のようにやってきますように」

「偉い人には、あたかも彼が偉くないかのように接しなさい。そして、偉くない人には、あたかもその人が偉い人のように接しなさい。」

→人脈や、人付き合いについて書いてあります。

「お金との付き合い方には二つしかない。お金の主人になるか、奴隷になるかの二種類だ。」

お金の知恵の5原則
1. たくさん稼ぐ
2. 賢く使う
「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを知ること。多くの人は、欲しいものが必要なものと勘違いする。何を買うのか知る。自分がお金を使うときには、そのお金で何を得ようとしているのか、よく見極めること。プレゼントをうまくあげること。
3. がっちり守る
4. 投資する
5. 分かちあう

「金持ちになるのに手っ取り早い方法は、流れを作ることだ。」

ビジネスの本質は、「人は人を喜ばせた分だけお金を受け取れるようになっている」

ビジネス成功の5原則

「ビジネス=人がお金を払ってもいいと思うぐらい価値あるサービスや物を提供すること」

1. 好きなことを見つける
2. そのビジネスで成功に必要なことは全て学ぶ
3. 小さくスタート、短期間で大きくしない
4. 儲かるシステムを作る
5. 自分がいなくても回るシステムを作る

お金、ビジネスの5原則は、確かにそうですね。

「達成できたことと、達成できなかったことのリストを作る」「達成できたことリストを見ると、君が望んだ現実が、確実に手に入ってきたことがわかる。達成できなかったことは、大きい目で見れば、かなわなくても、君の人生の幸せ度は変わらなかったはず〜〜自分にとって、ベストなことは実現でき、そうでもないことはストップがかかっている。」

「普通の人は、欲しいものすら考えない。そして行動にも移しもしない。」

目標設定成功5原則
1. ワクワクするような目標を立てる
すべきこと、やるべきことを目標に立ててはいけない。
2. 目標は細分化し、具体的な行動ステップを考える。
3. 目標を達成した時のご褒美と、失敗した時の罰を用意する。
4. 目標が達成したところをイメージして楽しむ
5. 行動を起こす

「多くの人の最大の問題は、理想の状態をイメージしないことなんだ。君がやらなければならない最初のことは、自分の望む人生をイメージすることだ」

「豊かさ意識を高めるコツは、お金に縁のないことから、金持ちの気分で生活することだよ」

→さらに再び思考ですが、具体的に書かれています。考えない、行動にも移さない。。。痛いですね。まずは、目標を立てたいと思います。

「大切なことはすぐ決められるようにならないといけない。よく決断は先延ばしにしようという人がいる。でも、その人は、よく見ると大きな決断を知らずにやっている。それは、「今決断しないでおこう」という決断だ。これが、人生でも最も大きい落とし穴の一つだ。」

決断力をつける方法
1. どんなことでも意図的に決める
2. 人生の価値観、優先順位をはっきりしておく
3. 決められない時は、自分が納得するまで待つ
すぐに決断できない時は、ひょっとしたら何かの直感が働いているかもしれない。この違いは、普段決断し慣れていないと気づかない。
4. 決断に失敗はないことを知る。
5. 一度決めたら断固たる態度で前に進む

「実際の人生では、間違ったり、失敗しないなければ何も学べない」

→成功している友人や父を見ていると、とにかく決断の早いこと。過去に父の決断に、反発することが多かったのですが、何しろ、決断理由を聞くとカンだとしか答えないので、、、間違った判断も当然しますが、それでも躊躇せず、即決を続けます。答えが出るプロセスが人から見えないだけで、複雑なプロセスが、無意識下で動いているのでしょう。

自分で常に考えること。様々な状況を考慮して、これだというものを即座に決める。これは訓練ですね。レストランのメニューから始めます!

「現在のみに自分の意識を集中させることも大切だ」プラス思考の人は未来ばかりに、ネガティブな人は、過去ばかりに。いま、心から楽しめることを全身全霊でやりなさい。その生き方が君に、魂の喜びと経済的な豊かさを同時にもたらしてくれるだろう」

「実は人生には良いことも悪いことも全くない」「私の元にくるものは全てベストなんだ。だから全て受け止めよう。」

「人生で一番大切なものは、とってももろいものだ。一瞬にして見失ってしまう。」

→今に集中する。意外とできていないですね。これがそわそわする原因かもしれません。

「まず最初に、批判は、単にその人が物事をどう考えているのかとうい意見表明に過ぎないということだ。君の価値とは全く関係がない。」

「批判の本質は、君が前に進むための向かい風なんだ」

→あまり批判を受けることがないのですが、覚えておきます。

「なにごとにも動じずに、淡々と生きることが、一番大切な心構えてのだ。外の状況がどういうものであれ、感謝と平安のみ選択しなさい。それが現実なのだから。」

「自分でダウンを認めない限り、人生のゲームに負けはない。」

→いい言葉ですね。肝に銘じたいと思います。

-まとめ-
気になった文章がとても多く、とても長くなりました。最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。素晴らしいエッセンスがたくさん含まれた本でした。著者が若い頃に出会ったゲラー氏という実際のメンターとの対話に、今までの経験を盛り込んだそうです。物語調で読みやすく、頭に入りやすいです。

これは読んで終わりにしてはいけない本ですね。これを読んで考えないと読んだ意味のない本です。しっかり時間をとって考えたいと思います。

=読書感想文=40代にしておきたい17のこと

本田 健 氏は、図書館の自己啓発本コーナーに良く並んでいるので、気になっていましたが、図書館の除籍本コーナーにあったので入手しました。ついてます!

読み終わった後、アマゾンで検索すると、「ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)」という本が、500件近いレビューでカテゴリー1位になっていました。この本は、次回読む本リスト行きです。

余談になりました。読書感想文です。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者への独り言です。

いわゆる要約で、時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「40代の自分にできること、できないこと、自分ができそうなこと、この見極めは難しいですがとても大事です。」
→私は、40歳を境に、いろいろなターニングポイントを迎えました。大きくは、福岡への移住、仕事環境の大幅な変化(福岡支社を作った)などがあります。移住は実現したものの、その後から、色々な迷いが出ています。平均年齢80歳として、ここで折り返して、残りどういう人生を歩もうか考えていたところです。これからの自分のライフワークとして、やりたいことが何個かあって、それが果たして、40歳からできることなのかできないことなのか、判断していこうと思いました。

「自分の得意なことに注目して、それは活かせる新しい分野に進む。あるいは得意そうな分野を狙っていくようにしましょう。」
→何をやっても平均的な私は、自分が特別得意なことというのが、思い浮かびません。その中でも、得意そうな分野を探して行こうと思います。

「あなたは一体誰なのでしょう?あなたはどんなひとで、どういう才能持って、何をやるために生まれてきたのでしょう」
「自分の才能は何か?自分がなにをやれば人に評価されるのか?なにをやれば自分は幸せになれるのか?どういう人と一緒にいると自分がワクワクして過ごせるのか?」
「何が足りていて、何が足りないのか?もう自分にいらないものは何か?再利用できるものはないか?」人生の棚卸しをする。
→これは今まで、考えていなかった。意識もしていなかったです。この本をきっかけに、一度時間を作って考えてみたいと思います。

「自分史を書いて見る」
→書くのが好きな私は、長編小説になってしまいそうで、これだけで1年間書き続けそうです。やめておきます。まとめるのがうまい方はオススメかもしれません。

「お金に振り回されない方法
 ・十分な資産を持ち、収入を持つこと
 ・お金と感情的に上手に付き合い、質素に暮らす
 ・資本主義から離脱して自給自足を目指す」
→最初以外は、結構実践しているのですが、最初が必要ですね。

「ライフワークとはその人が生まれたいみ直結するあり方です。その人しかできないこと、自然にできること、好きでたまらないこと、人に喜ばれることがライフワークです」
「ライフワークの素晴らしいところは、あなたが死んだあとも、その影響力が残ることです」
→これも今からやろうとしていることに関係ありそうです。ライフワークを持つということが、折り返し地点のスタートのキーワードかと思います。

–まとめ–
文庫本でサラリと読める割には深い本でした。今、考えることをせず、漫然と生活していると、すぐに50代にしておきたい17のこと(あるのか知りません)を読むことになりそうです。

時間をとって、真剣に考えます。

本は、とっても不思議なものです。絶妙なタイミングで、いまの人生に必要な本がやってきます。

それは、何かを超越した別次元の存在が本を紹介してくれているようです。
Amazonのおすすめ本もそうですが、、、こちらはアルゴリズムですね。。。

私の本の紹介、感想文も、だれかの人生を好転させていくきっかけの本との出会いになれば嬉しい限りです。

=読書感想文=偏屈のすすめ。

時計修理関係の本を探していたら、アマゾンのおすすめに出ていました。このおすすめアルゴリズムは恐ろしい、、、かなりの確率で自分に興味がある本が出るようになった。

ジュルヌ氏は、親友が働く会社の社長で、度々話を聞いていたので、親近感がありました。そして、その作品(時計)を度々見せてもらっていたので、このような美しい時計を生み出す人はどんな人なんだろうと考えていました。そんな時にこの本を見たので、即購入しました。

自分の好きなことをして生きていきたい人、ものづくりに関わる人におすすめです。

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想や著者と対話する独り言です。

いわゆる要約で、時短を推奨するものではないです。
読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイントが違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、斜めでも、深読みでも
何でもしていただき、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「私にとって時計製作とは、仕事であって仕事では無い。自分自身の表現であり、人生そのものなのだ。」

「1つの機構が完成すると、それに対して興味が一気に失せてしまう。
10年間、同じ作業繰り返すこと想像するだけで、気分が悪くなる。
他の人と同じことをやるのは、ものすごく居心地が悪く感じる。」

「18世紀のスイス、イギリス、ドイツには同じムーブメント何個も長期間にわたり作り続けていた記録があり、著名な時計師がたくさんいた。しかし同時代のフランス人は次々と新しいメカニズムに目を向け2つとして同じムーブメントを作っていない、他の時計師と同じ機構の図面を発見することも難しい。」

→フランス人である彼は、同じ仕事をし続けることが嫌で、常に新しい機構の発明を試みている。スイスでものづくりはするが、気持ちはフランス人時計師であるとのこと。これが本当にフランス人流なのか、スイス人流なのかは別として、私自身非常に共感が持てる。一つのことに熱狂するけど、ある程度の域に達すると、それがただの繰り返しのように思えてしまい飽きてしまう。会社を興して、17年になるが、その間に、業種がまるっきり変わった。時代の流れに合わせて変えたと思いえるし、その業界に飽きたとも言える。同じことの繰り返しだから。そして、小さい頃から、なぜか人と違うことをしたがるあまのじゃく。非常に共感が持てる。

「時計の修理のテクニックを教える学校であっても、そこで覚えられるのはほんの5パーセントに過ぎない」「残りの95パーセントは、自分自身の才能やセンス、そして努力と経験によって補うしかないのである」

→時計修理は、独学で勉強しました。国家技能検定の時計修理検定は、メーカーや時計屋の2代目に混ざって、個人応募。あまりのマイナー資格に、試験の申し込み方法すら協会に電話して自分で調べて、試験の流れを受験してから知るという有様。2級まではよかったが、1級はもちろん落ちた。しかし、翌年には、時間を半分以上残して終了。審査内容はわからないけど、落ちようがないと思い、合格。

「わたしは、何か新しい仕事を始める時には、自分の感性をまず最優先する。」

「信じることから何か新しいクリエーションは生まれるのだと思っている。」

「ムーブメントの開発でも、わたしは、まず強くイマジネーションを働かせる。」「まずどんな時計にしたいのか、どんな機構を生み出したいのかと、全体像のビジョンを構築するのである。それは時計製作だけに限らない」

→まず、そうなりたい、そうしたいイメージを最大限に膨らませるというステップ。いいですね。やってみたいと思います。

「わたしの夢は、自分が好きな時計を作り続けること。」

→夢が、今の現状を維持するのが夢ということのようです。

「時計製作はビジネスではない。クリエーションだ。そして楽しい時間でもある。楽しいから、それを仕事だと思わない。」

→まさに好きなことを仕事にした例ですね。

「売れなかったらどうしよう」とか「売れるためにはどうすれば良いのか」といったことに頭を悩ませる必要はない。わたしにできることはただひとつ、今までにない新しい機構の時計を発明し、製作すること。「決してあきらめず、妥協もせず100%の力で時計を作れば、心配や不安など決してわいてこない。もしわいてきたとしたら、それはまだ100%の力を出していないのだ。」

「100%の力で自分がやっていることを信頼できないなら、それはやらないほうがいい。すべての時計を100%以上の力で作り、絶対の自信を持って世に送り出している。なぜできるか?100%の自信が持てるまで、決してあきらめないからだ。わたしにとって、時計製作は、ビジネスでないので、諦めるというチョイスはない。」

→何かを突き詰めるということは、こういうことなんですね。ここまでやったら、どんなマイナーな趣味でも、現代なら、どこかで噂が噂(SNSとかで)を呼んで、最終的にはマネタイズできるかもしれないですね。昔なら、好きなことで食べられるわけがないと片付けられるところですが、ある意味現代はいい環境かもしれません。その代わり、自分で納得できるくらい突き詰めないといけないですね。

「時計開発は、誰かとの競争ではなく、自分自身との戦いなのである。」

「自分自身との戦いの勝敗の決着は、自分でつけられるのだから、勝つまでやり続ければいいだけことだ。」

→人と比べない。比べないから、羨ましいとか、優劣とかない、とにかく自分と戦う。結果、飛び抜けるという、素晴らしい構図ですね。

「時計製作以外のことに関しては、雑務でしかない。」

→本社社員数100人、全世界に直営ブティック10店、年間生産本数850本。時計業界では、極めて小規模な会社とはいえ、最低ランクの時計が数百万円、人気のあるクラスは、軽く1000万円を超え、そして、その売上の大半を設備投資と、人件費に回すという。そう考えると規模としては、決して小さくない。その会社経営に関することは、すべてスタッフに任せている。そのための組織づくりは、嫌いな仕事だけど、好きなことをするために、不可欠とのこと。

→好きなことを仕事にするのは本当に難しい、ジュルヌ氏は、自分の好きなことやって幸せと思えるが、そのための努力も凄まじい。すべてのスタッフは、自分の夢を維持するために雇っている。もちろん、そのリターンは大きく、天才時計師へのリスペクトや、その夢の価値を共有しているからできることであると思う。

これが、社長がフェラーリや豪邸を買うのが夢ですと言ったら、誰もついてこないでしょう。

「私の時計製作を、彼らに再現させるために、具体的な指示を出しているつもりなのだが、わたしは説明するのが苦手だ。またわたしにとって理解するまでもなく、当たり前てこと、簡単なことを質問されるとイライラしてしまう。」

→天才すぎる社長、、、なぜそうなるかなんて説明できない。見ればわかる。答えが出てくる。計算しないで、答えが出る人にとって、どうしてそうなのかなんて説明できない。わかるだろ、できるだろ、なんでできないとしか言われない職場、、、ここで働く人は超一流だ。

しかし、これほど伸びる職場はないだろう。何しろ教えてくれないなら考えるしかないから。それは次に出てくる。

「時計製作は毎日が勉強なのだ。必ず向上していける道はある。自分で考えず、勉強や向上心を放棄するようなスタッフは、わたしのところには不要だ」

「新しい時計の機構の発明には、たくさんの失敗の上に成り立っているのだ」

「失敗を積み重ねる間で大切なのは、なぜ失敗だったか考えることと、学ぶこと。失敗を忘れないということ。」そうすれば次の時計を作るときに、やっていいことと、やっていけないこととのジャッジメントができるようになる。」

「時計師には才能やセンス、努力が必要だろう。さらに失敗を積み重ね、二度と同じ失敗を繰り返さないようにする経験が、必要なのだ。それは自ら学ぶしかない。」

→あらゆる職人と呼ばれる職種に共通して、言えることですね。時計学校に行かなかった私には心強い言葉でもあり、重い言葉でもあります。

「わたしが創作意欲を発揮するには、自分が一番心地よく感じられる環境が必要なのだ。」

美しいものは綺麗な場所から生まれる。
「時計師に限らず、職人の作業台は、常に整理整頓されているべきだ。そして、その道具が常に手入れされていることは、当然のことである。

「終業後は、時計師の作業台にも、デスクワークのスタッフの机の上にも、一切何も置かれていない状態にするのが、私の会社のルール。」

→私の祖先とジュルヌ氏の祖先は、同じルーツかもしれないですね。一ヶ月に数回東京の本社に行きますが、スタッフのデスクの上が、汚かったり、散らかっていたりしていると片っ端から捨てたくなります。ジュルヌ氏は、本当に片っ端から捨てるそうです。私は、本当には捨てませんが、、、どのようにして、間に埃が詰まった汚いキーボードでお客様にメールを書くのかと思ってしまいます。

「全ての機械は、その構造がシンプルであるほど壊れにくい。だから私は、どんな機構でもよりシンプルになるように発明を行ってきた。しかし、仮にそのシンプルな設計によって、文字盤のバランスが崩れるとしたら、私はデザインを優先する。そうしなければ私の美意識が許さないのだ。」

「私が発明し、開発したムーブメントは、どれも薄くエレンガントで壊れにくい。これもまた、時計のデザインと同様、私の強い美意識の表れなのである。」

「はるか未来に機械式時計など残っていないという人もいるだろう。今でも多くの人が、携帯電話やスマートフォンで時刻を見ているのだからと。しかしわたしは、数百年後もずっと機械式時計は生き残っていくと考えている。」

「懐中時計ができた400年ほど前、街のどこからでも見える教会に大きな時計があった。携帯が普及していない頃にも、街のいたるところに時計があった。400年前から、懐中時計や腕時計は、本当に必要なものではなかった。なくても寝られるし、食べられる。生活に困らない。」

「それでも今まで腕時計が生き残っているのは、それがラグジュアリーなものだったから。所有することに喜びを感じられるものだったからにほからない。だからわたしは、よりラグジュアリーな時計製作を目指してきた。それはすなわち希少であり、オリジナリティ豊かな創造性に満ちていることに尽きる。そんな時計製作に少しでも長く現役で続け、その中の一つでも遠い未来に誰かの手の上で時を刻んでくれていたら、それは望外の喜びである。」

–まとめ–

私は、高級時計をコレクションしたり、腕についているのを眺める興味はあまりないです。週末はGショック、平日は自分で修理した時計のランニングテストを兼ねて、腕時計をしています。

時計の趣味は、集める、眺める、自慢する?、撮る、などいろいろ楽しみ方があるかと思いますが、私は、分解するです。時計は、この小さい中に、人類の叡智を詰め込んだ小宇宙です。いろんな円周運動をする歯車が入っていて、テンプという天体を埋め込むと全ての円周運動が始まり、永遠の時を刻みます。宇宙に何億もの銀河があるように、小さな小宇宙が、時計の数だけあります。そんな構造を見て、また組み立てて、また宇宙が動くところに興味があります。そして、もし、その時計が自分のいなくなった世界でも残って、誰かの腕で動いていると思うと、子供以外にも何か残した気になります。なので、デジタル時計でなくて、機械式時計が好きなんです。

すみません。本のまとめでした。好きなことを仕事にする。本当に難しいことです。これができる人は、本当に限られます。それは、まず本当に好きなことが見つけられるかどうか。見つけられたとして、突き詰める環境を作れるかどうか。ジュルヌ氏は、親が好きなことを見つけることを見つけるきっかけを作ってくれました。それを自分で育て、維持する環境を作りました。

でも、もし最初に時計学校に行っていなかったとして。ジュルヌ氏は、フランス料理の学校だったら、フランス料理の一流シェフになったと言っています。しかし、私は、またすぐ退学になって、職を転々としたと思います。そして、どこかで時計の図面に出会って、時計の道に入ったと思います。

それは、自分の感性や直感を最重要視して、やってみる。失敗する。勉強する。やってみる。を繰り返し、道を見つけるという繰り返しをする人だからです。

私は、好きなことたくさんあります。ある程度のお金と体力があったら、やりたいことがないと言っている人が不思議でしょうがないくらい。やりたいことが多いです。この中で、一つ突き詰めて、仕事にできるものがあったらいいなと思います。

インタビューアーの人が書いていたところで、ジュルヌ氏とは違いますが、緒形拳さんが、一番好きなことが書で、二番目が俳優だった。だから、俳優を仕事にしたという部分がありました。書も俳優も一流だったのだと思いますが、こういう好きなことを仕事にするやり方もあるんだなと思いました。緒形拳さんは、香港で一緒に食事したことがありますが、とても魅力ある人でした。芸能界に疎い私は、誰か知りませんでしたが、、、

焦点距離の使い方と「ライカの写真術」の読書感想文

焦点距離の使い方について、実体験とお得意の読書から、各焦点の使い方をまとめてみます。

一番最初の一眼レフは、祖父からもらった、キャノンでした。50mm単焦点が付いていました。

長らく使って、毎日持ち歩けるコンパクトなカメラが欲しくなり、何も調べず、当時流行っていたビックミニを購入します。35mmでした。その後、初代デジタルGRを入手します。ご存知の通り28mmですね。

その後、商品撮りを初めて、ニコンのデジタル一眼レフと60mmを購入します。APS-Cだったので、90mmですね。レンズは一本しか持ってなかったので、しばらく90mmを使い続けます。

そして、GRにワイコンをつけるのが、自分の中で流行ります。21mmです。

これで、20年近く掛けて、50-35-28-90-21と使ってきました。

さて、それぞれの焦点距離の特徴を私の好きな、内田ユキオさんの「ライカの写真術」から、引用します。
この本は、いつかはライカと思って、ライカを持ってもいないのに、ずっと昔に購入して、穴のあくほど読んだ本です。この人は文章もうまい「ライカとモノクロの日々」もおすすめです。

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。
「→」は、私の感想です。

21mm
「背景が大きく入ってしまうし、角度によっては、歪みが大きく、その扱いは楽ではない」「超広角レンズの扱いの難しさは、撮った人のセンスよりレンズの個性が目立ってしまいやすいことにある。」「何も見てもかっこよくみえて、大して何も考えないままにそのままシャッターを切って傑作をものにした気持ちでいる。仕上がりを見ると、思ったほど迫力がないことに気づく」

28mm
「勢いのあるフレーミングを意識してとると良い。「人の視野に近いために、見えているものをほとんど映しこむことができる」「手前に大きくポイントを作って、広角レンズ特有の遠近感を利用すると構図がまとめやすい」

→前述の言葉を逆に読めば、広角の特性をよく考えないと難しいということです。広角レンズは、使いこなしが非常に難しいです。
よっぽど大口径の広角でないと、ボケも生かせないので、なんでものっぺり、小さく写って何を撮っているのかわからない。逆にいえば、この辺の画角が使いこなせたら、写真があっという間に上達すると思います。つまらない写真を連発するので、どうしたら、もっと印象的に、使えるかを考えて、工夫して行くからです。光の当たり方、主題、副題、背景をしっかり配置して、アングルを工夫して、撮ることが必要になっていきます。写真上達ギブスレンズです。使いこなすのが難しい=使いこなせる人はうまい

35mm
「最も自然な写真が撮れる」「28mmほど作られた感じかしないし、50mmほどとった人の意図が主張してこない。そう言ったさりげなさが35mmの最大の特徴なのだ」
50mm
「よく言えば万能だが、使いこなしに苦労するかも」「広角のようにも望遠のようにも使えると言われるが、50mmの特徴はあくまでその自然さである。それは、出汁と素材の味だけで勝負する料理のようなものだ」

→標準レンズですね。基本中の基本レンズだと思っております。この辺があれば、写真の8割は撮ることが撮れると思います。この辺が頭に入っていると、広角は、ここからこのくらい大きく、望遠は、もうちょっと狭くと考えることができます。この焦点距離で各1万枚くらいシャッター切りたいものです。広角とは違う意味で、普通の写真になりがちです。ただ、特に50mmは、明るいレンズが安く手に入るので、開放気味に撮れば、結構印象的に撮れます。キットズームを使っている人は、ここに乗り換えるだけで、写真の楽しさがぐっと増します。そして、走り回ったり、アングルを工夫すれば、いろいろ使えます。トップの画像は、50mmです。

90mm
「もしも28ミリが短編小説だとしたら、90mmは俳句に似ているかもしれない。余計なものをギリギリまで削いでいって、数少ない要素だけで一つの状況の持っている意味を訴えかける」

→望遠域は、独特の圧縮効果や歪みのない画像、大きなボケと、被写体を際立たせることができます。ザ、一眼という写真が撮れるので、写真がさらに楽しくなるレンズです。でもなれないと、えっ近い。もっと離れないとと言って、ファインダーを見るたびに、後ろにズルズル下がって行くという変な撮り方になります。もう思い切って、その場で良さそうなところを切り取って見るといいかもしれないです。そうこうしているうちにどのくらいの範囲が写るのかわかってくると思います。

私の現在のレンズ使用方法。

原則、ボディ一台につき、単焦点一本をつける。ズームは使わない。
そして、場面に応じて、3種類のセットを組みます。

1、一番多い基本パターン。何があるかわからないけど、写真は撮るというとき。つまり日常。
基本50mmなので、50mmのついたカメラとGR(28mm)

2、室内が多かったり、被写体との距離が近いと予想されるとき。
35mmのついたカメラとGR(28mm)ただし、35mmがAFの場合は、GRを置いて行く。

3、旅行など、決まったイベント
GR(28mm)とワイコンセット(21mm)と50mmのついたカメラと90mm単焦点を持って行く。4画角をカバーします。

ズーム1本で済む画角であるけれども、私は迷ってしまってしょうがない。ここは、28がいいか、50がいいかな、いや85、、、、うーんと言いながら、ズームをくるくるさせているうちにシャッタータイミングはどこかに行ってしまう。

でも、85mmがついていたら、もうそういう風に撮るしかない。というか頭がそうなっている。ファインダー見る必要もない。構える前から、こう撮るっていうのが、見えているので。50mmでもそう。そして、止むを得ず接近戦になったら、GRをだす。28mm、全自動。つまり、GRは懐刀です。GRは365日持っています。

長刀の種類を敵とシュチュエーションによって、変化させています。
つまり、写真は、予測が中心です。写真を撮ることがあるだろうと、準備して行く。ここから始まります。薙刀や槍を持って、室内に入って行く人はいないと思います。

皆さんもお気に入りのパターンを見つけてみてください。

ズームレンズお使いの方は、撮る前に単焦点を持っていると思って、焦点距離を決めてとる方が面白いかもしれません。
意志の強い人は、ズーム向きだと思います。ここはこうと決めて撮れるのであれば、私のようにズームに振り回されることもないです。
そして、クルクルするだけで、画角が変わるなんてそんな便利なものはないです。そして、どんな重い大口径ズームレンズでも、カバーする距離の4本の単焦点より軽いか同等でしょう。

最後に、こう行った黄金パターンを持っているにも関わらず、レンズが欲しくなることがあります。
なぜなら、好きな距離は、思いが強く、描写が違うとか言い出すからです。
そして、気づいたら、50mmが沢山。好きな焦点距離は増えますのでご注意ください!